ビットコインが一時2万3000ドル割れ 関連株も大幅安 セルシウスの動きも圧迫=米国株個別
仮想通貨市場でビットコインに見切り売りが強まっており、一時2万3000ドルを割り込んだ。その動きを受けて株式市場ではコインベース<COIN>やマラソン・デジタル<MARA>など関連株も大幅安となっている。市場にリスク回避の雰囲気が強まる中で、リスク資産離れの動きが仮想通貨にも集中している模様。
また、仮想通貨融資を手掛けるの米セルシウス・ネットワークが、極端な状況を理由に引き出しと送金を凍結すると発表したことも圧迫している。セルシウスの動きは、仮想通貨全体の売りを引き起こし、全体価値は2021年1月以来の1兆ドルを下回っている。ビットコインに次ぐ第2位のトークンであるイーサーも急落。5月にもテラとルナが急落するなど、仮想通貨市場は揺れ動いている。
(NY時間11:38)
コインベース<COIN> 52.39(-6.32 -10.76%)
マラソン・デジタル<MARA> 6.74(-0.80 -10.61%)
ライオット<RIOT> 4.69(-0.48 -9.28%)
マイクロストラテジー<MSTR> 153.16(-50.20 -24.68%)
ビットコイン(ドル)(NY時間11:37)
1ビットコイン=23121.16(-4224.63 -15.45%)
ビットコイン(円建・参考値)(NY時間11:37)
1ビットコイン=3102166(-566819 -15.42%)
※円はドル円相場からの計算値
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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