ベライゾンが2年ぶりに携帯料金を引き上げ=米国株個別
ベライゾン<VZ>はきょう、コスト上昇への対応で2年ぶりに携帯電話料金を引き上げを発表した。個人向けは各通話回線の管理費を6月から1.35ドル引き上げる。法人向けは6月16日から「経済調整料」を新たに請求し、データプランは月額2.20ドル、基本的なサービスプランは0.98ドルそれぞれ引き上げられる。ブルームバーグが伝えた。
同社は今回の料金引き上げについて本日顧客への通知を開始したほか、大手法人顧客の一部には数日前から連絡を取ってきたという。
多くの企業同様、ベライゾンはインフレ圧力に対応する手段の選択肢を検討してきた。ライバルのAT&T<T>も今月、既存顧客向けサービスプランの価格を引き上げていた。
このニュースが伝わった後、株価はマイナス圏から上げに転じ、一時49ドル台まで上昇した。
(NY時間14:21)
ベライゾン<VZ> 48.94(+0.76 +1.58%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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