マイクロソフトが続落 オフィス365の減速が指摘される=米国株個別
米国債利回りの上昇がきょうも続く中、IT・ハイテク株を中心とした成長株への売りが続いている。そのような中でマイクロソフト<MSFT>が続落。きょうはアナリストが同社の商用オフィス365事業は、高い普及率と在宅勤務の盛り上がりの衰退により、緩やかな減速を始める可能性が高いと指摘した。
2023年度の商用オフィス365事業の売上高の伸びの見通しを従来の19.1%から17.4%に下方修正した。また、PC市場の成長鈍化リスクが高いことを反映し、ウィンドウズ事業、サーバー製品、リンクドインの予想も下方修正した。ただ、投資判断は「買い」、目標株価の360ドルは維持している。
(NY時間14:59)
マイクロソフト<MSFT> 287.12(-9.85 -3.32%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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