Uiパスが決算受け大幅安 予想を下回る売上高見通しを嫌気=米国株個別
Uiパス<PATH>が大幅安。同社はロボティック・プロセスオートメーション(RPA)を実行する自動化プラットフォームを開発。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、第1四半期の予想を下回る売上高見通しを嫌気している。
同社のディネスCEOは声明で、「東欧諸国やロシアを含む115カ国以上で顧客にサービスを提供して来た。しかし、欧州での事業展開と市場開拓のリーダーシップ移行を、本日発表の業績見通しに織り込んでおくことが賢明であると考えている」と述べた。
今回の決算を受けてアナリストから目標株価を引き下げる動きも出ている。「決算は好調だが、光に明るさがない。
ロシアの影響、マクロ経済環境、為替のすべてが今年の成長期待を引き下げている」と評した。
ただ、株価については、「一過性のマクロ要因を過剰に織り込んでおり、今後の基本的な成長力を過小評価している」とも指摘した。
(11-1月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.05ドル(予想:0.03ドル)
・売上高:2.90億ドル(予想:2.83億ドル)
(2-4月・第1四半期見通し)
・売上高:2.23~2.25億ドル(予想:2.46億ドル)
(NY時間13:24)
Uiパス<PATH> 21.00(-8.04 -27.69%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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