ダウ平均は小幅高で始まる 住宅関連が軟調=米国株序盤
NY株式24日(NY時間09:44)
ダウ平均 34426.27(+67.77 +0.20%)
ナスダック 14003.50(+80.90 +0.58%)
CME日経平均先物 27855(大証終比:+15 +0.05%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高で推移。取引開始直後は買いが先行し、ダウ平均は100ドル超上昇して始まったものの、上値での戻り売りも出て、前日付近まで戻している。
原油を始めとしたコモディティ価格の上昇、そして、想定以上のFRBのタカ派姿勢により、市場の一部からは、景気後退を懸念する声も出ており、先行き不透明感が増している。高インフレの中でのソフトランディングという困難な課題に直面していた中で、さらにウクライナ危機という複雑要因が加わり、FRBの舵取りも難しくなっている。米株式市場は値ごろ感からの押し目買いが見られているが、積極的に上値を試す雰囲気まではなお出ていない。
きょうはNATO首脳がブリュッセルで対面での会談を行う。バイデン大統領も出席するが、ロシアにどう圧力をかけるか方法を模索している。市場では楽観的な見方も広まりつつあるが、引き続きウクライナ情勢は最大のリスク要因として注視される。
住宅関連が軟調。KBホーム<KBH>が前日引け後に12-2月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回る弱い内容となった。サプライチェーン問題が重石となっている。この決算を受けて他の住宅関連株も下落。
KBホーム<KBH> 34.66(-1.37 -3.81%)
アップル<AAPL> 171.85(+1.64 +0.96%)
マイクロソフト<MSFT> 299.78(+0.29 +0.10%)
アマゾン<AMZN> 3256.02(-12.14 -0.37%)
アルファベットC<GOOG> 2792.38(+22.31 +0.81%)
テスラ<TSLA> 1021.52(+22.41 +2.24%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 217.68(+4.22 +1.98%)
AMD<AMD> 115.86(+1.94 +1.70%)
エヌビディア<NVDA> 265.00(+8.66 +3.38%)
ツイッター<TWTR> 38.62(+0.62 +1.63%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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