小幅続伸、インフレヘッジや安全資産としての買い優勢=NY金概況
NY金先物4 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1837.40(+0.80 +0.04%)
金4月限は小幅続伸。時間外取引では、1月の米消費者物価指数(CPI)の発表待ちとなり、買い玉の整理売り先行ムードとなり、小安く推移。日中取引では、米CPIが事前予想以上の強い数字となり、40年ぶりの高い数字を示したことで米長期金利の上昇、ドル高観測から下げ幅を拡大した。しかし1,820ドルが支持線となり、前半は下値堅く推移。前半で売りが一巡すると、インフレヘッジとしての押し目買いが喚起され、急速に戻した。ユーロ高・ドル安となったこと、米株の下落から安全資産として買い人気が根強く、中盤から後半にかけて上げ幅を拡大した。終盤に米10年債利回りが上昇したことが警戒され、高値を離れたが、小高く引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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