TモバイルUSが決算受け大幅高 通期のポストペイド端末契約者数の見通しを好感=米国株個別
携帯キャリアのTモバイルUS<TMUS>が大幅高。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。ポストペイド端末契約者も予想を上回る増加を示している。また、ガイダンスも公表しており、通期のEBITDA見通しは予想を下回ったものの、ポストペイド端末契約者数は予想を上回る増加を見込んだ。
アナリストも好意的な受け止めが多く、「同社に対するセンチメントは、そろそろプラスの変曲点に近づいている。無視するにはあまりにも説得力のあるストーリーだ」と評した。地方、大企業、政府部門における加入者数の継続的な増加、そして、ユーザーおよびアカウントの平均単価の改善傾向を要因として挙げている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:0.34ドル(予想:0.12ドル)
・売上高:207.9億ドル(予想:210.7億ドル)
サービス:149.6億ドル(予想:148.9億ドル)
・EBITDA(調整後):63.0億ドル(予想:63.2億ドル)
・ポストペイド端末契約者:+175万人(予想:+160万人)
・ポストペイド携帯契約社:+84.4万人(予想:+83.8万人)
・ポストペイド携帯解約率:1.1%(予想:1.06%)
(通期見通し)
・EBITDA(調整後):256.0~261.0億ドル(予想:274.2億ドル)
・ポストペイド端末契約者:+500~+550万人(予想:+500万人)
(NY時間09:43)
TモバイルUS<TMUS> 120.70(+11.12 +10.15%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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