売り買い交錯、OPECプラスの閣僚会合を控えて=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=88.20(+0.05 +0.06%)
ニューヨーク原油の期近は高安まちまち。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.03ドル安~0.05ドル高。その他の限月は0.14ドル安~0.18ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚会合を控えて売り買いが交錯した。主要産油国が従来の日量40万バレルの増産ペースを拡大するとの思惑が一部である一方、ロイター通信によると複数の産油国の関係筋はこれまでの増産方針を維持する可能性が高いと述べている。今週の米週間石油在庫統計で原油在庫の増加が続くと想定されていることは上値を抑えた。
時間外取引から通常取引にかけて3月限は前日終値を挟んで上下。通常取引の開始後、86.55ドルまで弱含んだ後、88.87ドルまで上昇し、2014年10月以来の高値をわずかに更新したが、高値から押し戻されて引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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