ゲスが決算受け上昇 売上高と粗利益率が印象的=米国株個別
アパレルメーカーのゲス<GES>が上昇。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。粗利益率も予想を上回った。
アナリストからも高評価が出ている。第3四半期の売上高と粗利益率は印象的で、同社がサプライチェーン問題をうまく克服していることが示されているという。第3四半期に印象的な売上高の変化をもたらし、第4四半期と2022年度のパンデミックからの本格的な経済活動再開とリベンジ消費を活用する好位置にあるとしている。
また、旅行業界の最近のパフォーマンス上昇が来年後半には同社にも恩恵をもたらす可能性があるとも指摘した。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.62ドル(予想:0.46ドル)
・売上高:6.43億ドル(予想:6.11億ドル)
・粗利益率(調整後):45.7%(予想:43.4%)
・営業利益率
米小売:14.2%
米卸売:29.3%
欧州:13.5%
アジア:-4.2%
ライセンス:91.8%
・在庫:4.82億ドル
(11-1月・第4四半期見通し)
・売上高:1桁台半ばの減収
(通期見通し)
・売上高:1桁台の減収
(NY時間09:39)
ゲス<GES> 24.18(+2.88 +13.50%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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