コムキャストが下落 インターネット加入者の増加が8月末に若干減速=米国株個別
メディア大手のコムキャスト<CMCSA>が下落。同社は投資家向け説明会を開催しており、同社のカバナCFOが「ケーブル事業におけるインターネット加入者の増加が8月末に若干減速した」と述べたことが嫌気されている。デルタ株の感染拡大で、顧客の従来の行動パターンや通学に変化がみられたことが要因と説明している。
今年の7-9月期(第3四半期)の加入者数の増加は、過去最高であった2019年第3四半期を超える可能性は低いものの、2020年の第3四半期には一致するとしている。一方、第2四半期の増加と合わせれば、2019年の同6ヵ月間と比較して約10%の増加が見込まれるという。
同CFOは「パンデミックは弊社の事業に大きな混乱をもたらしており、特にここ数カ月のデルタ株の感染拡大により、顧客の行動パターンが本当に混乱している」と語った。
(NY時間14:44)
コムキャスト<CMCSA> 56.10(-3.88 -6.46%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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