アンバレラが決算受け大幅高 アナリストからも高評価=米国株個別
ビデオ処理用半導体チップのアンバレラ<AMBA>が大幅高。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。粗利益率も予想を上回っている。また、第3四半期のガイダンスも公表しており、予想を上回る売上高見通しを示した。
今回の決算にアナリストからも高評価が聞かれ、目標株価を160ドルに引き上げる動きも出ている。短期的にはサプライチェーンの制約に対する投資家の懸念もあったものの、実際は、同社の人工知能を処理するための「CVflow」アーキテクチャが臨界点に達しており、これらの製品は収益および営業利益、そして、最終利益の拡大を促進するという。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.35ドル(予想:0.25ドル)
・売上高:7930万ドル(予想:7570万ドル)
・粗利益率(調整後):62.8%(予想:61.4%)
(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:8800~9200万ドル(予想:7850万ドル)
・粗利益率(調整後):61~63%(予想:61%)
(NY時間09:45)
アンバレラ<AMBA> 122.36(+18.79 +18.14%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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