テスラが３日続伸 ソーラーシティ買収は救済ではないと主張＝米国株個別

　テスラ＜TSLA＞が３日続伸。今週から始まる決算発表を前にＩＴ・ハイテク株も堅調に推移しており、同社株への買いも続いている。

　同社が２０１６年に屋上ソーラーパネルの設置業者ソーラーシティを２０億ドル超で買収した件で、受託者責任に違反したとして株主から訴えられている件で、マスクＣＥＯが本日。デラウエア州の裁判所に出廷しており、自身の弁護士からの質問に対して、「この買収は救済ではない」と主張した。「ソーラーシティ買収を承認したときに会社の取締役会を支配できなかったことは間違いない」と述べている。

　「買収に反対票を投じた取締役に対する報復および報酬や取締役の任命を管理下に置くことはできない状況だった。ソーラーシティ買収の最終価格や条件の決定は現会長であるデンホウム氏が行った」とも述べ、自らの独断的な関与を否定している。

（NY時間14:51）
テスラ＜TSLA＞　686.89（+29.94　+4.56%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美