テスラが4日ぶり反発 第2四半期の出荷台数は予想上回る=米国株個別
テスラ<TSLA>が4日ぶり反発。取引開始前に4-6月期(第2四半期)の出荷および生産台数の速報値を公表しており、出荷は20万1250万台と予想を上回った。モデルSとXの出荷台数は1890台と前年比82%減少した。また、生産台数は20万6421台となり、モデルSとXの生産台数は2340台と前年比63%減少。
同社は現在、カリフォルニア州フリーモントの工場でモデルSセダンとXスポーツ・ユーティリティビークルを製造しており、小型のモデル3とYは上海の工場で製造している。地域別に売上高は公表していないが、米国と中国が最大の市場であり、売上高の大部分はモデル3とYとなっている。
同社は声明で「われわれのチームは、世界的なサプライチェーンとロジスティクスの問題を克服し、素晴らしい仕事をしている」と述べた。
また、インド市場進出への期待も高まっている。ガドカリ道路交通・高速道路相がきのう、テスラは間もなくインドにやって来るとフォーラムで語った。詳細については語っていないが、インドは一部の幹線道路沿いに充電所の建設を進めている。
(4-6月・第2四半期)
出荷:20万1250台(予想:20万258台)
モデルSとX:1890台
生産:20万6421台
モデルSとX:2340台
(NY時間09:43)
テスラ<TSLA> 695.46(+17.54 +2.59%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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