ダウ平均は反発 小売り決算が予想外に好調 午後にFOMC議事録=米国株序盤
NY株式19日(NY時間10:19)
ダウ平均 27873.80(+95.73 +0.34%)
ナスダック 11213.70(+2.86 +0.03%)
CME日経平均先物 23115(大証終比:-15 -0.06%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発して始まっている。取引開始前に発表になった、ターゲットやロウズといった小売り企業の決算が予想外に強かったことがサポートしている。これらの決算は、米政府やFRBによるパンデミック対策が反映されたようだ。
失業給付の上乗せ措置が満了になってもなお、追加経済対策を期待して米株式市場は、IT・ハイテク株中心に上値追いを続け、ナスダックやS&P500は最高値を更新している。その追加経済対策が待たれるところではあるが、与野党の対立が一向に出口を見せない中で、楽観的だった市場も上値追いに慎重になっており、追加経済対策の動向を見極めたい雰囲気も高まっているようだ。
きょうは小売り株の一角が堅調なほか、銀行や産業株が買われている。一方、上げをリードしてきたIT・ハイテク株は一服。ハイテク株はまちまちなものの、IT株は利益確定売りに押されており、ナスダックは上値の重いスタートとなっている。
きょうは午後にFOMC議事録の発表が予定され、FRBのハト派姿勢が確認されるものと思われるが、どの様に市場が反応するか注目される。
なお、引け後の決算はエヌビディアやLブランズが予定されている。エヌビディアは下期のデータセンター部門の減速は見込まれているものの、ゲーム用GPUsへの期待が高まっており注目されそうだ。
アルファベット(C) 1556.18(-2.42 -0.16%)
フェイスブック 263.39(+1.05 +0.40%)
ネットフリックス 488.84(-3.03 -0.62%)
テスラ 1898.46(+11.37 +0.60%)
アマゾン 3299.26(-13.23 -0.40%)
エヌビディア 490.17(-0.26 -0.05%)
ツイッター 38.47(+0.46 +1.21%)
ダウ採用銘柄
J&J 151.41(+1.32 +0.88%)
P&G 136.05(-0.46 -0.34%)
ダウ・インク 44.71(0.00 0.00%)
ボーイング 171.74(+1.51 +0.89%)
キャタピラー 138.96(+0.59 +0.43%)
レイセオン 62.43(+0.33 +0.53%)
ビザ 199.84(+0.83 +0.42%)
ナイキ 108.58(+1.61 +1.51%)
ウォルグリーン 40.34(-0.42 -1.03%)
3M 165.08(+0.70 +0.43%)
エクソンモビル 42.26(-0.17 -0.40%)
シェブロン 86.85(-0.78 -0.89%)
コカコーラ 48.18(-0.25 -0.51%)
ディズニー 129.49(+0.57 +0.44%)
マクドナルド 209.88(-0.44 -0.21%)
ウォルマート 133.60(-1.11 -0.82%)
ホームデポ 285.19(+0.19 +0.07%)
JPモルガン 99.44(+1.12 +1.14%)
トラベラーズ 114.94(+0.01 +0.01%)
ゴールドマン 204.47(+3.16 +1.57%)
アメックス 96.72(+0.05 +0.05%)
ユナイテッドヘルス 318.08(+1.27 +0.40%)
IBM 125.37(+0.45 +0.36%)
アップル 466.51(+4.26 +0.92%)
ベライゾン 59.00(-0.18 -0.30%)
マイクロソフト 210.40(-0.58 -0.27%)
インテル 48.53(-0.13 -0.26%)
ファイザー 38.53(+0.17 +0.44%)
メルク 85.41(+0.85 +1.01%)
シスコシステムズ 42.26(+0.28 +0.67%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。