シェブロンが下落 この30年間で最悪の最終損失を計上=ダウ採用銘柄
シェブロンが下落。4-6月期決算を発表しており、少なくともこの30年間で最悪の最終損失を計上した。パンデミックがエネルギー市場に大混乱をもたらし、収益が引き続き悪化する可能性も警告している。
同社は、ベネズエラ事業を帳簿から完全に切り離した。米国による同国への制裁により事実上凍結された格好だが、それに伴い26億ドルの評価減を計上したほか、資源価格下落により、さらに18億ドルの評価減も計上している。
同社は声明で「需要と商品価格は回復の兆しを見せているが、パンデミック前の水準には戻しておらず、業績は第3四半期まで引き続き落ち込む可能性がある」と述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-1.59ドル(予想:-0.90ドル)
・売上高:160億ドル(予想:217億ドル)
・上流部門損益:-60.9億ドル
・下流部門損益:-10.1億ドル
(NY時間10:12)
シェブロン 82.65(-3.62 -4.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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