ダウ平均が4日ぶり反落 雇用指標が予想外の悪化=米国株序盤
NY株式23日(NY時間10:47)
ダウ平均 26904.37(-101.47 -0.38%)
ナスダック 10704.29(-1.83 -0.02%)
CME日経平均先物 22740(大証終比:-10 -0.04%)
きょうのNY株式市場でダウ平均が4日ぶりに反落。取引開始前に発表になった米新規失業保険申請件数が予想外に悪化し、約4ヵ月ぶりに増加に転じたことが嫌気されている。申請件数は141.6万人に増加した。感染第2波が拡大する中で企業が採用に慎重になっていることが示されている。
ただ、下値では押し目買い意欲も強く、下押す動きまでは、いまのところ見られていない。追加景気刺激策やワクチン開発への期待のほか、失業率が非常に高い中で、FRBの金融緩和は当面続くとの期待が下支えしているようだ。
追加景気刺激策に関しては、失業給付の上乗せを延長する一方、トランプ大統領が求めている給与減税については、上院共和党案には含まれていない模様。
決算ではマイクロソフトはやや冴えない内容だったものの、テスラやツイッターはポジティブな内容だった模様。S&P500企業のうち75社が発表を終えており、その77%が予想を上回る利益を報告している。ただ、市場ではV字回復期待が高まっているが、今回の決算がその期待を裏付けると認識するには時期尚早との声も聞かれる。
なお、引け後の決算ではインテル、TモバイルUSが発表を予定している。
アルファベット(C) 1559.82(-8.67 -0.55%)
フェイスブック 240.53(+0.66 +0.28%)
ネットフリックス 486.72(-3.10 -0.63%)
テスラ 1617.32(+24.99 +1.57%)
アマゾン 3063.28(-36.63 -1.18%)
エヌビディア 421.41(+3.86 +0.92%)
ツイッター 39.39(+2.45 +6.63%)
ダウ採用銘柄
J&J 149.90(-0.11 -0.07%)
P&G 126.87(+1.52 +1.21%)
ダウ・インク 42.69(-1.65 -3.72%)
ボーイング 178.10(-1.69 -0.94%)
キャタピラー 136.44(-0.54 -0.39%)
レイセオン 63.05(-0.58 -0.91%)
ビザ 200.44(+1.58 +0.79%)
ナイキ 99.92(+1.01 +1.02%)
ウォルグリーン 40.32(-0.37 -0.91%)
3M 158.84(+0.13 +0.08%)
エクソンモビル 43.13(-0.48 -1.10%)
シェブロン 90.62(-0.42 -0.46%)
コカコーラ 48.32(-0.17 -0.34%)
ディズニー 118.47(-0.56 -0.47%)
マクドナルド 198.09(-0.53 -0.27%)
ウォルマート 131.94(-0.72 -0.54%)
ホームデポ 266.79(+1.62 +0.61%)
JPモルガン 98.15(-0.54 -0.55%)
トラベラーズ 119.32(-2.92 -2.39%)
ゴールドマン 204.92(-1.08 -0.52%)
アメックス 95.96(-0.58 -0.60%)
ユナイテッドヘルス 306.86(+0.15 +0.05%)
IBM 128.93(+0.26 +0.20%)
アップル 384.60(-4.49 -1.15%)
ベライゾン 55.61(-0.14 -0.25%)
マイクロソフト 208.13(-3.62 -1.71%)
インテル 61.60(+0.55 +0.90%)
ファイザー 38.74(+0.18 +0.47%)
メルク 77.94(-0.84 -1.07%)
シスコシステムズ 47.50(+0.60 +1.28%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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