米国市場の休場もあり小動き=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は107円半ばで小動き。107.44~107.57円付近で狭いレンジを形成している。米独立記念日の振替休日で今晩のニューヨーク市場が実質的に休場となることから、東京市場で動意は目立たない。
米国で雇用が急回復していることや新型コロナウイルスの流行が一段と悪化していること、香港市民やウイグル人の人権問題を背景とした中国と西側諸国の対立など、円やドルの需要を刺激そうな手がかりはあるが、ドル円の方向感は乏しい。
ユーロ円は120円後半、豪ドル円は74円半ばで小動き。5月の豪小売売上高は4月に急激に落ち込んだ反動から急増したが、特に材料視されていない。豪中銀は金融緩和の手綱を緩めない見通し。
日経平均は続伸。前引けでは前営業日比74.37円高の2万2220.33円となった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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