広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

米・英休場で様子見ムード広がる

見通し 

米・英休場で様子見ムード広がる

ユーロドルは振幅

【東京市場】様子見ムード

 週明け25日の東京市場でドル円は107円台後半の狭いレンジでもみ合った。香港に対する国家安全法の導入に対する警戒感と、週末の香港での大規模デモへの警戒感もあり、早朝オセアニア市場は若干のドル売り円買いがはいり107円50銭台まで。もっとも東京勢が参加する時間帯に入って切り返すと、株高の動きなどを期待してドル買い円安ムードが広がり107円78銭まで。もっとも動きはそこまで、その後は107円70銭前後でのもみ合いに終始した。

 英国がバンクホリデー、米国がメモリアルデーで休場となることもあり、参加者が少ないこともあって値動きは限定的に。

 その他通貨も動きは目立たず、ドル円の上昇に合わせ117円50銭台まで上昇したユーロ円は117円30銭前後での推移。ユーロドルは1.09台を維持できず1.0890前後での推移に。

【ロンドン市場】もみ合い続く

 取引参加者がかなり少ない中でもみ合いが続いた。
ユーロドルは東京朝の1.09台からロンドン朝には1.0870前後まで下落も、その後1.0910台まで上昇と
値幅は限定的ながら振幅の目立つ展開に。
独Ifo景況感指数の好結果などがユーロ買いの動きを誘った。

【NY市場】休場

メモリアルデーで休場

【本日の見通し】方向性探る

 方向性を探る展開が続いている。
新型コロナウイルスの問題とウイグル自治区の問題、さらに香港に対する国家安全法の問題で
米中の対立が激化している。
28日まで行われる全人代については、最終日に国家安全法の採決が見込まれている。
採決まで進むと可決がほぼ確定的になるため、さらに対立が激化する可能性も。

 ドル円は警戒感の中で上値を抑えられる展開も
新型コロナウイルスの感染拡大一服への期待感から下値はしっかりでレンジ取引が続きそう。
107円台でのレンジ取引を中心に次の流れを探る展開に。
 

【本日の戦略】押し目買い

 レンジ取引が中心となる中で突っ込んだ売り買いは避けたいところ。
ユーロドルなどの動きからややドル売り基調も下がったところでは買いが出る流れ。
押し目は少し買いに回ってみたい印象。
スウィングは107円台前半での買い下がりと大台割れでのストップといったところか。
デイトレはもう少し狭いレンジを意識しての回転。
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

-+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《5/25 月曜日》
   ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  107.59  1.0897  117.18
高値  107.78  1.0915  117.56
安値  107.57  1.0871  117.09
終値  107.71  1.0898  117.39
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《5/25 月曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20741.65 +353.49
DOW    休み
S&P     休み
Nasdaq   休み
FTSE    休み
DAX   11391.28 +317.41
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《5/25 月曜日の商品市場》
NY原油先物7 20月限(WTI)(終値)
1バレル=33.72(+0.47 +1.41%)
NY金先物8 20月限(COMEX)(終値)
1オンス=1746.10(-7.40 -0.42%)
-+—+—+—+—+—+—+—+—+-
《5/25 月曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
景気動向指数(確報値)(3月)14:00
結果 84.7
予想  前回 83.8(景気先行指数)
結果 90.2
予想  前回 90.5(景気一致指数)

【ユーロ圏】
実質GDP(確報値)(2020年第1四半期)15:00
結果 -2.2%
予想 -2.2% 前回 -2.2%(前期比)
結果 -2.3%
予想 -2.3% 前回 -2.3%(前年比)

ドイツIFO景況感指数(5月)17:00
結果 79.5
予想 78.5 前回 74.2(74.3から修正)

【香港】
貿易収支(4月)17:30
結果 -233億香港ドル
予想 -310億香港ドル 前回 -347億香港ドル

+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《5/25 月曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
*ホワイトハウス
ブラジルからの外国人の米国入国を制限する。
米国到着前の14日間にブラジル滞在歴がある全ての外国人の入国を停止。

【中国】
中国外務省
米国が核実験を計画と報じられていること極めて憂慮

【ユーロ圏】
*独Ifoエコノミスト
段階的なロックダウン解除が希望の光を与えている
独経済はトンネルを抜ける明かりがみえている
産業界の景気はかなり改善した
しかし、多くの企業は依然として楽観ムードから程遠い
ロックダウン解除は小売業者のセンチメント改善につながっている

*独経済省
中規模企業に月間5万ユーロまでの支援を計画
(報道)

【日本】
*安倍首相 
緊急事態宣言を本日、全国において解除する
日本ならではのやり方で流行をほぼ収束させることできた
日本の取り組みは確実に成果をあげている
新しいやり方で日常を取り戻す
来月、再来月と日常を段階的に取り戻していく
コンサートも100人程度から始め、感染状況見て拡大
プロ野球などもまずは6月無観客から再開
最大150万円の補助金で中小規模事業者の事業再開を支援
2次補正予算、事業規模は1次と合わせ200兆円超になる
27日に2次補正を決定する
政府日銀一体となって事態収束にあらゆる手段講じる
持続化給付金の対象も拡充
水際対策をさらに強化
世界的感染拡大に歯止めかからない限り真の収束ない
治療薬やワクチン、特許権プールの創設をG7で提案

+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《本日予定されている主な経済指標》

【NZ】
貿易収支(4月)7:45
予想 12.70億NZドル 前回 6.72億NZドル

【シンガポール】
GDP・確報値(第1四半期)9:00
予想 -7.4% 前回 -10.6%(前期比)
予想 -1.8% 前回 -2.2%(前年比)

鉱工業生産(4月)14:00
予想 -6.7% 前回 21.7%(前月比)
予想 0.1% 前回 16.5%(前年比)

消費者物価指数(4月)14:00
予想 -0.7% 前回 -0.3%(前月比)
予想 -0.5% 前回 0.0%(前年比)

【日本】
全産業活動指数(3月)13:30
予想 -3.9% 前回 -0.6%(前月比)

【ユーロ圏】
ドイツGFK消費者信頼感(6月)15:00
予想 -19.0 前回 -23.4

【米国】
S&Pケースシラー住宅価格(3月)22:00
予想 3.40% 前回 3.47%(20都市・前年比)

コンファレンスボード消費者信頼感指数(5月)23:00
予想 87.0 前回 86.9

新築住宅販売件数(4月)23:00
予想 48.0万件 前回 62.7万件

-☆-★-☆-★-☆-★-☆-

執筆者 山岡和雅

執筆者 : 山岡和雅|MINKABU PRESS 外国為替情報担当 編集長

1992年米チェースマンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース)東京支店入行、ディーリングルームに配属され、外国為替ディーラーに。英ナショナルウェストミンスター銀行、RBS銀行などで10年以上外国為替ディーラーとして市場の最前線に。その後大手FX会社などで外国為替市場のアナリストとして個人向けの外国為替情報の配信業務に携わり、2016年3月から、みんかぶグループに参画。 (社)日本証券アナリスト協会検定会員

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FX口座 カテゴリランキング

パートナーズFXnano 42

ドル円 0.0 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.0 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.0 銭(原則固定・例外あり)

セントラル短資FX 19

ドル円 0.2 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.4 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.6 銭(原則固定・例外あり)

ヒロセ通商 17

ドル円 0.2 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.4 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.9 銭(原則固定・例外あり)
FX口座 スプレッド比較

GMO外貨 53

ドル円 220
豪ドル円 145
トルコリラ円 40

GMOクリック証券 51

ドル円 187
豪ドル円 110
トルコリラ円 50

みんなのFX 48

ドル円 202
豪ドル円 119
トルコリラ円 42
FX口座 スワップ比較

▶︎ 総合ランキングはこちら

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます