【最重要】日本株暴落！底打ちはいつか？

日本株再度暴落しました。底打ちのタイミングを考えてみます。

12日の日経平均株価は前日比4.41%マイナスの18559円63銭、TOPIXは前日比4.13％マイナスの1327.88ポイント、マザーズ指数は前日比5.39％マイナスの599.82ポイント、東証2部指数は前日比4.70%マイナスの5318.04ポイント、ジャスダック指数は前日比4.08%マイナスの130.52ポイントとなりました。日経平均株価、TOPIX、マザーズ指数ともに3月10日に付けた直近安値を下回って終了しています。

パニック売りの様相になってきました。12日に日本株が大きく下落した要因は「米国株の暴落｣です。米国ダウ指数が5.86％マイナス、米国ナスダック指数が4.70％マイナスと大きく下落したことに加え、12日10時に行なわれたトランプ大統領の会見で具体的な経済対策が示されなかったことによる失望感から日本株も大きく下落しました。

米国やイタリア等、欧米での感染者数増加から欧米株式市場でパニック売りが起こり、それが日本株にも直接影響を与えている様相です。

3月第一週の投資主体者別動向をみると、日本株を大きく売り越しているのが外国人、買い越しているのが個人となっており、今の暴落は外国人による継続売りと買い越していた個人が含み損に耐えられなくなり投げたために引き起こされているのだろうと考えています。12日の値動きを見る限りパニック売りとなっており、明日いったんリバウンドがあってもよさそうです。

反発があるとすればSQ通過後の13日後場からだと見ていますが、週末を控え持ち越しリスクを避ける売りも出るタイミングです。また株価は直近安値を下回っており、再度安値を更新すればもう一段下がる可能性も十分にあります。ですので明日13日は特に注意すべきタイミングだと考えます。

長々と書きましたが要約すると・・・

・12日の株価はパニック売りによるもの
・底打ちの可能性としては13日後場寄り近辺（希望的観測）
・底打ちしなければもう一段大きな下落の可能性

となります。株価が大きく変動する可能性が高いので資金管理には十分注意しておきましょう。

17時40分追記

日々監視している暴落銘柄数は12日終値時点で1140銘柄と過去最高を更新しています。暴落銘柄数から見ると、いつ底打ちしてもおかしくはない水準ではありますが、もう一段の下落も十分あり得ますのでご注意下さい。