【要注意】日本株価暴落のリスク継続
不透明な米スーパーチューズデイ
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4日の日経平均株価は前日比0.08%プラスの21100円06銭、TOPIXは前日比0.17%マイナスの1502.50ポイント、マザーズ指数は前日比1.60%プラスの736.17ポイント、東証2部指数は前日比0.33%プラスの6247.03ポイント、ジャスダック指数は前日比0.37%マイナスの149.11ポイントとなりました。
前夜に米FRBによる緊急利下げがあったもの米国株式市場が下落、日経平均株価も21000円割れから始まりましたがその後反発、小幅ながらプラス圏で推移しました。一方マザーズ指数は下げ過ぎの自律反発から1.6%プラスで終了しています。
コロナウイルスの世界的な流行懸念に加え、米民主党の大統領候補選挙が始まり開票結果に合わせ米国株価先物が動く展開となりました。大増税を公約に掲げるサンダース氏が優勢な結果となれば、短期的な株価の波乱要素になりそうです。引き続き下値の水準を押えておきましょう。
念のため下値を掲載しておきます。
・日経平均株価 20834
・TOPIX 1485.11(4日更新)
・マザーズ指数 697.07
・東証2部指数 6006.48
・ジャスダック指数 144.16
下値までそれほど余地がなくなってきました。またTOPIXが一時的にですが安値を更新しています。要注意です。株価の底抜けの可能性が高くなります。仮に底値を割り込んだ場合はすみやかにポジションを閉じることをおすすめします。
日経平均株価は依然直近の安値からそれほど乖離していない水準に位置しており予断を許さない状況が続いています。安値を切ったタイミングで再度暴落が起こる可能性も高いと考えており要注意な状況が続いています。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。