ダウ平均は続落 アップルの表明で懸念再燃 ただ、下値では押し目買いも=米国株序盤
NY株式18日(NY時間10:24)
ダウ平均 29274.24(-123.84 -0.42%)
ナスダック 9719.27(-11.91 -0.12%)
CME日経平均先物 23255(大証終比:+55 +0.24%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。アップルの下げが市場の雰囲気を圧迫しているようだ。同社はきのう、1-3月期の売上高予想を達成できない見通しを明らかにした。中国でのコロナウイルス感染拡大に伴う業務の遅れと需要減を理由に挙げている。「中国での業務が再開され始めているが、当初予想よりも戻りが遅いと判断。アイフォーンの供給が一時的に抑制される」との見通しを示した。ウイルス感染がアイフォーン供給に著しく影響を与えているという懸念を裏付けた格好。ただ、中国域内のアイフォーン製造工場は全て操業を再開しているとも説明した。
また、取引開始前に発表したウォルマートの決算が不調だったことも雰囲気を圧迫しているようだ。ホリデーシーズンの販売期間が例年よりも短かったことや、一部地域の暖冬で冬物の売れ行きが期待ほではなかったこと、そして、玩具や電子機器など主要カテゴリーでの品不足が影響したとしている。
中国のウイルス感染に関しては17日時点で新たな死者数が98人、感染者数が1886人加わった。新規の感染者数の伸びは次第に鈍化してきているが、計1868人に死亡と7万2346人に感染者が確認されており、同国経済への懸念は根強い。
この日は引け後の主要企業の決算発表もなく、重要イベントは特にないが、先週までのように、下値での押し目買いから下げ渋ることができるか注目される。
アルファベット(C) 1522.13(+1.39 +0.09%)
フェイスブック 216.87(+2.69 +1.26%)
ネットフリックス 387.20(+6.80 +1.79%)
テスラ 854.45(+54.42 +6.80%)
アマゾン 2144.14(+9.27 +0.43%)
エヌビディア 289.77(-0.02 -0.01%)
ツイッター 37.42(+0.51 +1.38%)
ダウ採用銘柄
J&J 150.24(+0.11 +0.07%)
P&G 125.82(-0.32 -0.26%)
ダウ・インク 47.86(-0.77 -1.59%)
ボーイング 339.31(-1.18 -0.34%)
キャタピラー 136.86(-1.13 -0.81%)
ユナイテッド 152.11(-1.35 -0.88%)
ビザ 211.07(+0.78 +0.38%)
ナイキ 102.18(-1.36 -1.32%)
ウォルグリーン 52.19(-0.21 -0.40%)
3M 159.93(-1.08 -0.68%)
エクソンモビル 59.86(-0.79 -1.30%)
シェブロン 109.41(-0.67 -0.60%)
コカコーラ 59.83(-0.12 -0.20%)
ディズニー 138.93(-0.61 -0.43%)
マクドナルド 216.88(-0.21 -0.10%)
ウォルマート 118.70(+0.81 +0.69%)
ホームデポ 245.34(+0.31 +0.13%)
JPモルガン 136.47(-0.99 -0.72%)
トラベラーズ 137.06(-0.70 -0.51%)
ゴールドマン 234.13(-2.95 -1.24%)
アメックス 136.04(+0.17 +0.13%)
ユナイテッドヘルス 300.99(+2.21 +0.73%)
IBM 150.23(-0.47 -0.30%)
アップル 317.32(-7.63 -2.35%)
ベライゾン 58.46(-0.05 -0.09%)
マイクロソフト 187.13(+1.78 +0.97%)
インテル 66.20(-1.07 -1.59%)
ファイザー 36.49(-0.03 -0.07%)
メルク 82.86(+0.21 +0.26%)
シスコシステムズ 46.64(-0.34 -0.71%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。