アップルが下落し、ダウ平均を圧迫=ダウ採用銘柄
アップルが下落しており、ダウ平均を圧迫している。同社はきのう、1-3月期の売上高予想を達成できない見通しを明らかにした。中国でのコロナウイルス感染拡大に伴う業務の遅れと需要減を理由に挙げている。「中国での業務が再開され始めているが、当初予想よりも、通常の状況に戻るのが遅いと判断。アイフォーンの供給が一時的に抑制される」との見通しを示した。ウイルス感染がアイフォーン供給に著しく影響を与えているという懸念を裏付けた格好。ただ、中国域内のアイフォーン製造工場は全て操業を再開していると説明した。
同社は1-3月期の売上高を630億~670億ドルとの予想を示していた。1-3月期の新たな売上高見通しは示さなかったが、4月の決算に関する電話会見でさらに情報を開示する方針を示している。
(NY時間09:36)
アップル 317.80(-7.16 -2.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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