カナダ中銀の政策委員会は据え置き濃厚に=NY為替
カナダドルは売りが優勢となっており、ドルカナダは1.33ドル付近まで上昇しているほか、カナダ円も81.70円近辺に伸び悩んでいる。原油相場に戻り売りが出ており、カナダも連れ安している模様。
ただ、朝方発表になったカナダの小売売上高が予想を上回ったことで、カナダドルは買いが強まる場面が見られた。自動車を除くコアは前月比0.2%上昇と予想外のプラスとなっていた。
カナダ中銀のポロズ総裁は前日の講演で、現在の政策が適切との認識に言及していたことで、12月4日に開催される政策委員会は据え置きが濃厚との見方が強まっている。きょうのカナダの小売売上高はその見方を追認する内容とも思われる。
カナダ小売売上高(9月)22:30
結果 -0.1%
予想 -0.3% 前回 0.1%(-0.1%から修正)(前月比)
結果 0.2%
予想 -0.1% 前回 -0.1%(-0.2%から修正)(コア・前月比)
USD/CAD 1.3294 CAD/JPY 81.72
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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