【11月22日予想】一時400円下落!下落トレンド入りか?
日経平均先物主導の外国人投資家のロスカットによる下げ
21日の日経平均株価は前日比0.48%マイナスの23038円58銭、TOPIXは前日比0.10%マイナスの1689.38ポイント、マザーズ指数は前日比0.10%マイナスの879.77ポイント、東証2部指数は前日比0.97%マイナスの6762.47ポイント、ジャスダック指数は前日比0.05%マイナスの163.78ポイントとなりました。
香港情勢の激化をめぐり米中の対立が激化するとの懸念が浮上、日経平均株価は一時22726円まで下落しました。ただこの場中の大幅な下げは米中の対立が激化懸念というよりは株価が25日移動平均線を下抜けたことに対するロスカットが加速した結果だと思われます。日経平均株価は引けにかけ再度25日移動平均線を回復しましたのでかろうじてまだ上昇トレンドが継続していると考えています。
またTOPIXは依然25日移動平均線を上回っており、今日の下げは、日経平均先物主導の外国人投資家のロスカットによる下げでしょう。ですので日本株全体としてはそれほど大きな下げではなかったととらえています。
21日の下げで日経平均株価のRSI(9日)は38.7%まで低下しました。過熱感も薄れており、また日経平均株価以外の指数もそれほど下落していないことからまだ上昇トレンドは崩れていないと考えます。22日の日経平均株価は小幅高と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。