【11月14日予想】大型株から中小型株へ物色がシフト
日経平均は過熱感が薄れるタイミングまで様子見か
大型株から中小型株へ物色がシフトする傾向が続いています。
13日の日経平均株価は前日比0.85%マイナスの23319円87銭、TOPIXは前日比0.55%マイナスの1700.33ポイント、マザーズ指数は前日比0.94%マイナスの856.93ポイント、東証2部指数は前日比0.06%マイナスの6990.11ポイント、ジャスダック指数は前日比0.16%プラスの162.23ポイントとなりました。香港でのデモの影響で香港ハンセン指数や上海総合指数が軟調に推移したことを受け日本株も下落しました。
引き続き大型株は利益確定の売りに押されています。ただジャスダック指数だけは上昇し年初来高値を更新しており、引き続き大型株から中小型株へ物色がシフトしているようです。
日経平均株価も8日に23591円をつけたあと、いったん利益確定の売りが出やすいタイミングです。ただRSI(9日)は62%まで下がっておりもう数日経って過熱感が薄れたタイミングで再度反発するのではないかと考えています。14日も下落するようであればそろそろ押し目買いのタイミングにもなりますが、調整が長引く可能性もありリスクを小さくするには反発を待ってから仕掛ける戦略もありでしょう。14日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。