【11月12日予想】大型株から中小型株にシフトの局面
日経平均株価は今週上昇一服の可能性
大型株から中小型株に資金の流れがシフトし始めました。
11日の日経平均株価は前日比0.26%マイナスの23331円84銭、マザーズ指数は前日比1.15%プラスの867.68ポイントとなりました。
前週末に米国株が上昇したことにより日経平均株価も寄り付き高く始まりましたがその後は高値警戒感が強まり売りが先行、小幅マイナスで終わりました。
日経平均株価は上値が重くなってきた一方、マザーズ指数や東証2部指数など中小型株が活気づいてきました。
マザーズ指数が前日比1.15%プラス、東証2部指数が前日比0.93%プラス、ジャスダック指数が前日比0.32%プラスと上昇しており、大型株から中小型株に資金がシフトし始めた可能性があります。
これまでの大型株集中から幅広く資金が還流し始めている今の展開は日本株のもう一段高を期待させる展開でしょう。
日経平均株価も今週は上昇一服の可能性が高いですが、それ以降再度高値更新するのではないかと考えています。12日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。