【11月7日予想】本格的な上昇トレンド入りの条件
中小型株の動向に注目
6日の日経平均株価は小幅高となりました。日経平均株価は前日比0.22%プラスの23303円82銭、マザーズ指数は前日比0.54%マイナスの871.35ポイントとなりました。
6日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は82.37%、マザーズ指数のRSI(9日)は75.17%となっています。
前夜の米国ダウ指数が上昇したことを受け日経平均株価も寄り付き高く始まりましたが、その後は利益確定の売りが先行し小幅高で終了となりました。
日米ともに高値を更新したタイミングでいったん利益確定の売りが出やすい状況です。ここからある程度揉み合いながら再度上値を狙っていく展開となりそうです。
高値を更新する日経平均株価に対し、マザーズ指数やジャスダック指数、東証2部指数などはまだようやく底打ちしてきたどうかのチャートとなっています。本格的な上昇相場になるためには買われる銘柄の裾野の拡がりが大切です。
日経平均株価が高値圏で揉み合うなか中小型株に勢いが出てくれば日本株のもう一段上昇が期待できるでしょう。7日の日経平均株価は小幅高と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。