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日経反発、25日線・5日線を奪回

達人の予想 

10月4日がボトムだったということになるか?

東京市場は朝から堅調と言っても良いのですが、トレンドが転換したわけではありません。グローベックス市場でも米国株先物は30-40ドル高の気配で、しっかりでした。国慶節の長い休暇の後、再開となった上海市場も堅調でした。
日々、「なにか」を待っている相場展開です。
東京市場は、週末3連休ということもあって、ここで積極策に打ってでる向きも少ないでしょう。米中協議という大きな課題があるだけに、なおさらのことです。
ただ日経平均の212円高の21,587円という上昇幅にしては、相場の実体は指数の動きより遥かに強い内容だったという印象が強いです。

日柄計算

久々に日柄計算です。
相場の天底のサイクルが、ときに一定の日柄であることが多いという話です。
春以降、どうもこの日柄のサイクルは、教科書通り(ただの経験則なのですが)22日平均で動いているようです。
もちろん日経平均の天と底の転換する日柄ですが、必ずしも交互に天底が繰り返されるわけではなく、天→天の場合もあれば、底→底の場合もあるのです。
3月25日以降、日経平均の日柄と天底の関係は、「天」→「底」→「天」、あるいは、「底」→「底」、さもなければ「天」→「天」といったような転換を繰り返しています、平均21.7日の日柄が繰り返されているのです。
仮にこのリズムが続いているとしたら、10月4日を底として、次の天を都合よく当てはめたとしますと、単純に11月7日が天ということになります。
あるいは、この間にいったん天井をつけて下げた底が11月7日ということも考えられるので、決め打ちはできません。
うまくいけば、11月7日までが一番短い上昇サイクルの一つになってくると期待できそうです。

引き続き物色は又裂きの刑

物色動向は、これまた柱がはっきりしません。
東証REIT指数が連日の高値更新をしています。本日の日経新聞朝刊「スクランブル」では、機関投資家の日本株への慎重姿勢が解説されていました。典型的なのは、景気敏感株のアンダーウェイト、ディフェンシブ株の比重の引き上げという傾向です。
具体的な銘柄で名前が挙がっていたのは、たとえばワークマン<7564>、神戸物産<3038>、コスモス薬品<3349>などです。
もちろんこうした慎重派が、その背景として重視しているのは、世界的な景気悪化への懸念が続いているということです。
しかし、それなら、なぜ、半導体株価、それも大型が高値更新をしているのでしょうか?景気悪化というシナリオを重視するのであれば、この事実は説明がつかないのです。
アドバンテスト<6857>は高値更新です。東京エレクトロン<8035>も高値更新をトライ中です。
当レポートでは、今月中盤から相場好転という想定でいるわけです。想定でしかないので、決め打ちすることはできません。そのため、ポジション管理ではキャッシュ確保でいつでも、意に反した下落深化の相場展開に備えているわけです。

戦略方針

日経ダブルインバースETF<1357>。まだドテン反対売買にはなりません。今週それを強いられるか微妙です。

執筆者 松川行雄

執筆者 : 松川行雄|有限会社増田経済研究所 日刊チャート新聞編集長 

大和証券外国株式部勤務の後、投資顧問業を開業。2013年2月ヘッドハンティングにより増田経済研究所に入社。現在同社発行の「日刊チャート新聞」編集長。株式セミナーに於ける投資理論は個人投資家に満足度100%の人気を博す。

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