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日経、5日線抜けず

達人の予想 

日銀短観は予想を上回る

グローベックス市場の米国株先物は終始堅調。前場は一時100ドル高の気配まで切り上げていました。日銀短観が朝方発表されています。前回6月調査からは悪化なのですが、市場の事前予測は上回ったということで、安心感が手伝ったようです。
東京市場では、10時半ごろまで上昇してそこから高原状態。一方日本国債は入札不調で、価格急落。これも、株が堅調さを保った背景にはなっているでしょう。
後場に入ると、さすがにダレ気味でしたが、失速にまでは至りませんでした。
日経平均終値は129円高の21,885円。
上海は7日まで休場ですが、香港の地雷には要注意。

「告白タイム」も終盤

9月中旬から続いていた、米国企業の7-9月決算発表を控えた、業績予想修正期間ですが、今週でおおむね終わります。
次週からは、散発的に決算発表が始まります。
通常、プレアナウンスメント期間が「告白タイム」ですから、ここで相場が警戒感から下がるのが普通です。ここで上がるようですと、決算発表では相場が出尽くしで天井を打ってしまいがちになります。

工作機械は底入れたのか?

8月の工作機械受注(速報値)が883億円と悪化していたことはご存じの通りです。
不思議なことに、この悪化が当然のことながら株価にはネガティブに影響するだろうと思っていたところが、結果、機械セクターはその後上昇したという事実があります。
要するに前年同期対比の方向性で相場が動きます。絶対値で動くわけではありません。しかも、過去の結果よりも、今後の見落としのほうに株価は反応します。
従って、昨年の場合10月以降、実績値がどんどん悪化していったわけで、今後の工作機械業種の見通しは現状維持でも、昨年同期対比では改善するはずなのです。
その上、中堅銘柄のツガミ<6101>あたりでは、「外需が中国で持ち直し」としていますし、東芝機械<6104>も「建機向けや金型向けの需要回復」と言っていますから、さて機械セクターは半導体を1番バッターとすれば、2番バッターで塁に出てくるのでしょうか。
ベンチマークはファナック<6954>です。

戦略方針

日経レバレッジETF<1570>のフルポジション。このままホールドです。

執筆者 松川行雄

執筆者 : 松川行雄|有限会社増田経済研究所 日刊チャート新聞編集長 

大和証券外国株式部勤務の後、投資顧問業を開業。2013年2月ヘッドハンティングにより増田経済研究所に入社。現在同社発行の「日刊チャート新聞」編集長。株式セミナーに於ける投資理論は個人投資家に満足度100%の人気を博す。

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