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「新たなネガティブ」が跳び出しても…!? - 下値は限定的

達人の予想 

◆懸念した「新たなネガティブ」が出現

※ご注意:予想期間は8月8日と表示されていますが、本日(8月9日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

「米中通商協議」「世界的な景況不安」への懸念は根強いものの、下値は限定されました。
2008年5月以来の「7元越えの基準値設定(7.0039元)」も、良好な「中国貿易収支(事前予想を上回る+450.6億ドル)」が打ち消しました。
“106円ライン”を割り込む場面こそ見られたものの、“105.90円水準”ではすぐに支えられるなど、「大きく下げる」ことはありませんでした。

あぁ、それなのに…。
今朝方跳び込んできた『ファーウェイとの取引再開に向けたライセンス決定を先送り』との報道を背景に、“105.70円水準”へと下値を拡げるに至っています。

◆それでも“下値は限定的”…?

終値ベースでの「106円台堅持」は続いていますが、「米中通商協議」「世界的な景況不安」への懸念は変わっておりません。
このため「イメージは下方向」はさらに増した印象があり、さらに「予断を許さない状況」になりつつあるのも、事実といえます。

それでも「新たなネガティブ」が跳び出した割に“下値が限定的”であることも、また事実です。
「テクニカル的なポイント(8/6-7安値:105.497円)」までは“あとわずか”という状況ですが、本日は“週末”に当ります。
「さらなる下攻め」よりも、「ポジション調整(巻き戻し)」が先行すると考えるのが自然です。

ボラティリティの上昇から「上下に振れやすい」は変わらないと見られますが、引き続き「新たなネガティブ要因が跳び出さない限り」を踏まえながら、「ここから大きくは下げない」を基本としたいところです。

◆ドル円の支持抵抗ライン

上値5:106.955(8/1~8/7の38.2%戻し、大台)
上値4:106.676(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:106.575(-1σ)
上値1:106.461(8/7高値、8/6~8/7の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:106.300(8/8高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:106.060(大台)
下値1:105.898(8/8安値、ピボット1stサポート)
下値2:105.804(8/8安値後の61.8%押し)
下値3:105.622(-2σ、8/8安値後の76.4%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:105.497(8/7安値、ピボットローブレイクアウト)
下値5:105.089(1/3当社安値)

※10:30 ドル円 抵抗・支持ライン追加

執筆者 武市佳史

執筆者 : 武市佳史|株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。

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