【7月10日予想】下落トレンド入りしたマザーズに注意
大型株中心の展開か
9日の日経平均株価は上昇しました。日経平均株価は前日比0.14%プラスの21565円15銭、マザーズ指数は前日比0.47%マイナスの911.77ポイントとなりました。前夜の米国株式市場が下落したことを受け、TOPIXは下落しましたが日経平均株価は底堅く小幅ながらプラスで推移しました。
マザーズ指数が二日続落しています。6月末のG20を受け上昇したものの勢いが続かず再度75日移動平均線を割り込んできました。個人投資家の買い意欲は一時的で再度下落トレンド入りが濃厚となってきました。下値の目安としては25日移動平均線の900ポイントとなりますが、その水準を下回った場合、一時的に860ポイント程度までの下落はあるかもしれません。新興銘柄には十分注意しましょう。
一方、日経平均株価の値動きは比較的堅調です。依然75日移動平均線を上回っており、選挙までは底堅く推移しそうです。当面は大型株中心の展開になりそうです。10日の日経平均株価は小幅高と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。