ウォルマートが上昇 この10年で最高のホリデーシーズン=ダウ採用銘柄
ウォルマートが上昇しておりダウ平均をサポートしている。11-1月期決算を発表しており、米既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も好調だった。輸送コストが利益を圧迫したものの、eコマースの販売が伸びた。ホリデーシーズンの玩具部門は倒産したトイザラスがいない1年目だったが、市場シェアをしっかり確保。
同業他社がブラックフラーデに向けたプロモーションを例年よりも早く実施したこともあり苦戦も警戒されていたが、この10年で最高のホリデーシーズンとなり、2019年への懸念が緩んでいる。
(10-12月・第4四半期)
・米既存店売上高:4.2%増(予想:3.2%増)
サムズクラブ:3.3%増(予想:2.9%増)
・1株利益(調整後):1.41ドル(予想:1.34ドル)
・売上高:1388億ドル(予想:1387億ドル)
eコマース:43%増(第3四半期:43%増)
来客数:0.9%増
客単価:3.3%増
・四半期配当:0.53ドルに増配(予想通り)
(NY時間09:45)
ウォルマート 103.65(+3.66 +3.71%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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