米上院 48対47と僅差でミラン氏のFRB理事就任を承認、16-17日FOMC会合で50bp引き下げ主張か
米上院 48対47と僅差でミラン氏のFRB理事就任を承認、16-17日FOMC会合で50bp引き下げ主張か
米上院本会議がミラン米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長のFRB理事指名を承認した。
48対47と僅差でミラン氏の承認を可決、16日-17日のFOMC会合に出席する。現職のホワイトハウス高官が金融政策決定に関与するのは90年ぶり、ミラン氏は50bpの大幅利下げを主張する可能性がある。トランプ氏は17日のFOMCを前に「大幅な利下げ」があると思う、利下げにうってつけの状況だとコメント。
ボウマンFRB副議長とウォラー理事、そしてミラン氏が50bpの利下げを主張する可能性がある。パウエルFRB議長が会見で、さらなる利下げに前向きな発言が出ればFRBはトランプ米大統領に屈したと見なされ、ドル安・債券安・株安と、米国売りになる恐れがある。

執筆者 : MINKABU PRESS
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