ユーロドルは動意薄 1.07ドル台後半で上下動=NY為替
きょうのユーロドルは動意薄の展開で、1.07ドル台後半での上下動が続いている。ユーロドルは下げが続いているが、21日線が本日1.0760ドル近辺に来ているほか、1.07ドル台前半に200日線が来ており、1.07ドル台を維持できるのか、目先は注目される。
本日はECB理事のホルツマン・オーストリア中銀総裁が講演を行っていたが、防衛費増加と米国の貿易政策が消費者物価を押し上げる可能性があると警告していた。総裁はインフレが再燃した場合にECBの信頼性が失われることを懸念し、利下げを過度に行うことには慎重姿勢を示している。「現在の金利は中立的な水準にあり、2%の物価目標レベルに達するにはこれ以上引き下げる必要はないと考えている」と述べている。
EUR/USD 1.0788 EUR/JPY 162.46 EUR/GBP 0.8366
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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