米10年債利回り小幅低下 ISMを受けて下げ戻す 2-10年債の逆イールが一時解消=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:32)(日本時間05:32)
米2年債 3.902(+0.022)
米10年債 3.783(-0.008)
米30年債 4.070(-0.038)
期待インフレ率 2.062(+0.006)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは小幅低下。リスク回避の雰囲気が広がる中で、序盤は下げて始まったものの、この日のISM非製造業景気指数を受けて、下げを取り戻す展開となった。ISM指数は予想を若干上回った。一部からは再び50を下回る縮小領域になるのではとも見られていただけに、リスク回避の雰囲気が広がる中で、ひとまず安心感に繋がった模様。
2-10年債の利回り格差は-12(前営業日:-9)と逆イールドは縮小が一服。しかし、一時解消する場面が見られていた。2022年7月以来。FRBの大幅利下げ観測が強まる中、政策金利に敏感な2年債が急速に低下している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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