5月実質賃金1.4%減、減少幅再拡大 26カ月連続マイナス 5月から夏にかけ物価上昇の見込み
5月実質賃金1.4%減、減少幅再拡大 26カ月連続マイナス 5月から夏にかけ物価上昇の見込み
実質賃金(5月)08:30
結果 -1.4%
予想 -1.2% 前回 -1.2%(-0.7%から修正)(前年比)
現金給与総額(5月)08:30
結果 1.9%
予想 2.1% 前回 1.6%(2.1%から修正)
5月の実質賃金は1.4%減と26カ月連続で減少、過去最長を更新。賃金の伸びが物価高に追いつかない状況が続く。5月は電気代などの値上げが影響した。
春闘大幅賃上げの影響により実質賃金は夏頃にプラスになると予想されているが、円安や原材料価格上昇などの影響で夏にかけ物価はさらに上昇することが見込まれている。そのため、実質賃金のプラス転換は秋以降にずれ込む可能性。
現金給与総額は1.9%増と29カ月連続でプラス。

執筆者 : MINKABU PRESS
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