日銀6月会合主な意見 当面は現在の金融緩和継続が適当、国債買入れの減額は経済情勢を点検して徐々に進める必要
日銀6月会合主な意見 当面は現在の金融緩和継続が適当、国債買入れの減額は経済情勢を点検して徐々に進める必要
日銀主な意見(6月13日-14日開催分)が公表された。
日常の買い物やセンチメントに物価高の影響が見られ、個人消費は強さに欠ける。消費者マインドの低下は物価の上振れリスクの高まりによるもの。基調的物価上昇率はまだ2%に届いていない。
次回会合に向けてデータを注視、適時に金利を引き上げることが必要。政策金利変更のタイミングは消費者物価が明確に反転上昇する動きや、中長期の予想インフレ上振れなど確認してからでいいと考える。当面は現在の金融緩和継続が適当である。国債買い入れ減額については市場と対話を図りつつ、経済情勢を点検してから徐々に進めることが必要

執筆者 : MINKABU PRESS
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