アムドックス、アナリストがエヌビディア関連企業として注目=米国株個別
(NY時間12:44)(日本時間02:44)
アムドックス<DOX> 91.07(+1.45 +1.61%)
AIの熱狂に乗りたい投資家は、エヌビディア<NVDA>との取引もあるが、あまり知られていない通信ソフトウェア企業に注目してみるのも良いかもしれない。その銘柄とはアムドックス<DOX>。アナリストがAI分野における同社の主要な優位性を挙げ、「買い」の投資判断を再表明した。目標株価は105ドル。
同アナリストの強気スタンスの根底に、企業がパブリック・クラウドに移行する際の同社のビジネスチャンスがあり、顧客をクラウドに移行させるチャンスも山ほどあるとしている。
また、同社はエヌビディアとの新たな契約により、AIビジネスにおいて強力なランウェイ(成長余地)を持っていると指摘。顧客であるサービス・プロバイダーのネットワークにAIベースのソフトウェアツールを導入するためのミッション・クリティカルなシステムと障壁も同社の優位性を示しているという。
同社は競争力のある優良企業で、非常に粘着性の高い顧客、売上高の75%近くを経常収益が占めている点、そして良好な成長見通しを持っている点も指摘している。
顧客企業が大規模なネットワーク変革プロジェクトに支出を振り向けているため、同社は今年の成長鈍化に備えており、ガイダンスもこの点を想定している。ただ、こうした逆風はいずれ過ぎ去るはずだという。
【企業概要】
先進国及び新興国市場において、通信・放送等メディア業界他、サービスプロバイダー向けにソフトウェア及びサービスを提供する。オープンソースなどの技術・手法や、REST APIや人工知能などの特殊ITツールによるオートメーションを使用した製品及びサービスを提供している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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