世界経済の見通しに慎重な声も 債券価格には好材料
今後の世界経済の見通しについて、今後2年間は楽観的ではなとの見方が出ている。現在の景気下振れが穏やかなものであると考えているのと同時に、その後の好転も僅かなものになりそうだという。2024年末の主要国のインフレは3%を下回り、FRBやECBの心地よい水準に近づくと予想。これらすべてが債券にとっては非常にポジティブな環境を作り出し、利回りは低下が見込まれるという。債券市場はさらなる利上げによる価格下落の恐れもなく、2024年半ばからは利下げとそれによる債券価格上昇の可能性さえあるとしている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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