エイコムが決算受け上昇 受注残が依然として高水準=米国株個別
(NY時間15:20)
エイコム<ACM> 86.47(+6.00 +7.45%)
インフラ管理のエイコム<ACM>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。2024年度の通期ガイダンスも公表し、1株利益の見通しは下方修正したものの、予想は上回っている。また、EBITDAの見通しは上方修正した。
アナリストは「第4四半期に堅調な業績をあげ、2024年度の通期ガイダンスも概ね予想を上回った。受注残が依然として高水準にあることから、同社は良好なインフラのトレンドを活用し、長期に渡って堅実な株主還元を推進する態勢にある」と述べている。
なお、四半期配当を従来の18ドルから22ドルに増配。予想は0.20ドルだった。
(7-9月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.01ドル(予想:0.97ドル)
・売上高:38.4億ドル(予想:37.0億ドル)
・FCF:2.63億ドル
・受注残:411.7億ドル(予想:418.6億ドル)
(24年度通期見通し)
・1株利益(調整後):4.35~4.55ドル(従来:4.75ドル以上)(予想:4.38ドル)
・EBITDA(調整後):10.7~11.1億ドル(予想:10.7億ドル)
【企業概要】
世界各国の民間企業及び政府系機関の交通・環境・エネルギー・水資源などの総合インフラ管理事業への技術協力や管理サポートサービスを展開する会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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