東京株式(寄り付き)=反落、欧米株全面安受けリスクオフ
16日の東京株式市場は大きく売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比273円安の3万1965円と反落。
前日の欧州株市場がほぼ全面安商状となったほか、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って大きく値を下げており、東京市場でもリスク回避目的の売り圧力が強まっている。中国景気減速に対する警戒感が急速に高まるなか、前日の欧米株全面安が日本株にも重荷となっている。日経平均は心理的なフシ目となっている3万2000円台を割り込む展開に。外国為替市場でドル高・円安に振れていることが株価下支え効果をもたらす可能性はあるものの、リスクオフの流れは変わらず、取引時間中は中国や香港などアジア株市場の動向や米株価指数先物の値動きなどに左右されそうだ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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