レイセオンが決算受け大幅安 FCFを下方修正 GTFエンジンの問題が重石に=米国株個別
航空宇宙のレイセオン・テクノロジーズ<RTX>が大幅安。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、フリーキャッシュフロー(FCF)が予想を下回り、通期のFCFの見通しも下方修正されたことが嫌気されている模様。プラット&ホイットニー社のGTFエンジンの問題が反映させた模様。
今後9カ月から12カ月の間に、特定のエンジン部品の製造に使用される粉末金属に稀な状態が発生したため、車両点検を早める必要があると判断。どれだけのエンジンが影響を受ける可能性があるのか、まだ評価中だとしている。
アナリストからは、GTFエンジンの問題は、売上高と業績が改善してもセンチメントの重荷になるとの指摘が出ている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.29ドル(予想:1.18ドル)
・売上高:183.2億ドル(予想:176.7億ドル)
コリンズ・エアロスペース:58.5億ドル(予想:56.4億ドル)
プラット&ホイットニー:57.0億ドル(予想:56.3億ドル)
インテリジェンス&スペース:36.6億ドル
・FCF:1.93億ドル(予想:5.64億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.95~5.05ドル(従来:4.90~5.05ドル)(予想:4.94ドル)
・売上高:730~740億ドル(従来:720~730億ドル)(予想:727.6億ドル)
・FCF:約43億ドル(従来:約48億ドル)(予想:48.2億ドル)
【企業概要】
世界市場において、一般的な航空市場向けの航空機エンジンや軍事市場の戦闘機・タンカー・輸送機向けの大型エンジンなどの設計・開発・製造・保守を行う。また、航空機製造業者・航空会社・米国および外国の政府向けに航空宇宙製品とサービスの提供を行う。
(NY時間09:57)
レイセオン<RTX> 82.05(-14.96 -15.42%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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