OECD商業在庫は2ヶ月連続で増加、自主減産の効果は見られず
石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報によると、経済協力開発機構(OECD)加盟国の5月の商業在庫は前月比2020万バレル増の28億1500万バレルとなった。増加は2ヶ月連続。前年比では1億3900万バレル増。自主減産も含めてOPECプラスの減産幅は5月に日量366万バレル規模まで膨らんでいるが、OECD在庫が生産調整で引き締まる兆候は限定的。
イランやベネズエラなどの増産がOPECプラスの減産の効果を限定している。米国の制裁を受けている両国には生産枠は設定されておらず、生産能力の範囲内で増産が可能。6月のイランの生産量は日量275万4000バレルまで拡大。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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