リビアンが決算受け6%上昇 通期の生産計画5万台は生産能力の倍増を意味=米国株個別
電気自動車(EV)のリビアン・オートモーティブ<RIVN>>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だった一方、1株損益の赤字は予想ほど膨らまなかった。
株価は時間外で6%の上昇。来年度には粗利益が黒字になるとの見通しを発表。そのため、来年末までに、ノーマル工場で製造された商品に関する低価法在庫費用および確約購入の損失は発生しないと予想している。通期の年生産計画5万0000台は、生産能力の倍増を意味し、その結果、1台あたりの固定費が大幅に削減されると考えているという。来年は生産量がさらに増加するとも予想した。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-1.25ドル(予想:-1.56ドル)
・売上高:6.61億ドル(予想:6.60億ドル)
・EBITDA(調整後):-10.6億ドル(予想:-13.3億ドル)
・FCF(調整後):-18.0億ドル(予想:-15.4億ドル)
(通期見通し)
・EBITDA(調整後):-43億ドル(予想:-43.8億ドル)
・生産台数:5万台(予想:5万1400台)
・設備投資:20.0億ドル(予想:20.1億ドル)
(NY時間17:08)時間外
リビアン<RIVN> 14.70(+0.84 +6.06%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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