バフェット氏 オクシデンタルの完全支配を求める提案はしない
バ―クシャー・ハサウェイ<BRK.B>のウォーレン・バフェット氏がウォール街を揺るがしている最新の銀行危機を含む多くの話題についてコメントした。バ―クシャーの年次株主総会が先週末にネブラスカ州オマハで開催され同氏は、「銀行セクターの預金は安全であるべき。商業用不動産が借入コストの上昇の影響を受け始めている」と言及した。
同氏はまた、資源開発大手のオクシデンタル・ペトロリアム<OXY>に23%以上を出資しているものの、完全支配を求める提案はしないと述べた。バークシャーはここ数カ月かけてオクシデンタル株を買い集めているが、所有を目指しているという憶測は和らげた。ただ、株式をさらに購入することも否定はしておらず、さらなる購入については検討としている。
バークシャーは昨年、米規制当局から50%までの株式取得の承認を得ており、完全支配を目指すとの観測が市場に広がっている。
(NY時間09:16)時間外
オクシデンタル<OXY> 60.80(+0.11 +0.18%)
バークシャー<BRK/B> 327.50(+3.62 +1.12%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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