ウーバーが物流部門の分社化を検討と伝わる=米国株個別
配車サービスのウーバー・テクノロジーズ<UBER>はライドヘイリングとフードデリバリーに経営資源を集中させるため、物流部門の分社化を検討していると伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
物流部門を売却またはIPOを実施して分離するかどうかを模索しているという。IPOの可能性の方が高いとも関係者は述べている。IPOを選択したとしても、来年まで実現しないかもしれないし、市場の状況にも左右されるだろうとも伝えた。
貨物部門はトラック輸送が大きく落ち込む中で苦戦を強いられ、他の部門と比べても厳しい見通しに直面している。同部門はトラック運送会社と荷物の運搬を希望する人をペアリングし、独立した部門として運営されているが、1月には従業員の3%を削減すると発表していた。
時間外で同社株は上昇している。
(NY時間16:13)時間外
ウーバー<UBER> 34.90(+0.76 +2.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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