IT・ハイテク株に手を出すなとの呼びかけも=米国株
IT・ハイテク株に手を出すなと投資家に呼びかけている専門家もいる。マクロ経済が弱くなったからと言って、IT・ハイテクを買うのは、投資ではなく、単なるギャンブルだという。先週末の米雇用統計やISM非製造業景気指数により、市場ではFRBが利上げペースを緩める可能性があるとの期待が高まり、米国債利回りの低下とともにIT・ハイテク株の比率の高いナスダックは上昇。
ただ、短期的なセクターの入れ替わりは長続きしないという。つまり、IT・ハイテク株は昨年の下落にもかかわらず、依然として割高で、決算発表の際に期待値を下げざるを得ないという。
むしろ、ヘルスケア、工業、石油、航空宇宙などのセクターで不況に強い銘柄を探すべきで、素晴らしい買いチャンスを与えているとしている。
11日終値
アップル<AAPL> 133.49(+2.76 +2.11%)
マイクロソフト<MSFT> 235.77(+6.92 +3.02%)
アマゾン<AMZN> 95.09(+5.22 +5.81%)
アルファベットC<GOOG> 92.26(+3.02 +3.38%)
テスラ<TSLA> 123.22(+4.37 +3.68%)
メタ・プラットフォームズ<META> 132.89(-0.10 -0.08%)
AMD<AMD> 69.06(+1.01 +1.48%)
エヌビディア<NVDA> 160.01(+0.92 +0.58%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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