ロシア産の石油製品にも上限価格を設定へ
米WSJの報道によると、米国を中心とした西側諸国はロシアに対する追加制裁を準備しており、原油に続き石油製品の輸出価格にも上限価格を設定しようとしている。石油製品の種類によって価格帯が異なることから2つの上限価格が検討されているもよう。
昨年末にロシア産原油の輸出価格に上限が設定された後、ブレント原油とロシアのウラル産原油の価格差は拡大する傾向にあり、ロシアの石油収入の限定という西側各国の目標は達成されている。ロシアの製品輸出価格に上限を設定することで、ロシアの歳入は一段と減少する可能性がある。ロシアは上限設定への対抗措置を検討しているものの、価格差を打ち消すような選択肢があるのか不明。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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