【本日の見通し】米雇用統計待ち 好結果期待強まる

【本日の見通し】米雇用統計待ち　好結果期待強まる

　本日22時半に発表される12月の米雇用統計待ちの展開となっている。昨日の米ADP雇用者数、新規失業保険申請件数だけでなく、JOLTS（雇用動態調査）求人数なども好結果。弱い結果となったISM製造業景気指数も雇用部門だけは強く出ており、雇用関連指標の強さが目立っている。
　本日の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比20万人増前後が見込まれているが、もう少し強くなるのではとの期待が直前になって広がっている状況。
　ただ、雇用統計だけは出てみないと分からないところが大きい。予想を下回る伸びに留まると、一気のドル売りがありそう。ただ、市場の期待通り予想を超える上昇を見せると、ここにきてのドル高基調が強まる可能性がある。
　発表まではやりにくい展開。ドル円は133円台を中心とした推移を見込んでいる。

MINKABU PRESS 山岡和雅