来年の米経済はリセッション回避との見解も=米国株
NY株式27日(NY時間11:55)
ダウ平均 33341.55(+137.62 +0.42%)
ナスダック 10410.62(-87.24 -0.83%)
CME日経平均先物 26280(大証終比:-80 -0.30%)
クリスマス休暇明けの米株式市場でダウ平均は続伸している。中国政府がゼロコロナ政策を来年1月8日から変更すると発表したことも買い手掛かりとなっている模様。一方、IT・ハイテク株が下落しておりムードを圧迫。
市場ではFRBの積極利上げにより、来年の米経済はリセッション(景気後退)に陥るとの見方が広まっている。しかし、その一方で米大手証券からは、米経済は景気後退を招くことなくインフレを低下させるのに十分な政策引き締めが進んでおり、来年は景気後退を回避できると予想されるという。利上げの影響が景気後退を引き起こすというコンセンサスとは対照的に、財政・金融政策の引き締めによる抵抗は来年には弱まるだろうと指摘した。
潜在成長率を下回る時期があっても、労働市場がバランスを徐々に調整し、賃金と物価の上昇圧力を弱めるには十分だと説明。今後1年間に米景気後退が発生する確率は35%で、コンセンサスの65%より低いという。
アップル<AAPL> 129.98(-1.88 -1.43%)
マイクロソフト<MSFT> 237.73(-1.01 -0.42%)
アマゾン<AMZN> 84.35(-0.90 -1.06%)
アルファベットC<GOOG> 88.42(-1.39 -1.55%)
テスラ<TSLA> 112.82(-10.33 -8.39%)
メタ・プラットフォームズ<META> 118.05(+0.01 +0.00%)
AMD<AMD> 63.89(-0.63 -0.98%)
エヌビディア<NVDA> 144.93(-7.13 -4.69%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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